「特殊清掃」は、普通の清掃行為では現状復帰が難しい状態で行う清掃のことです。特殊清掃が必要な状況で普通の清掃を行うのは、非常にリスクの高い危険な行為なので避けましょう。
一般的には特殊清掃を専門とする業者に依頼をします。そういった特殊な清掃を茨城県で依頼するのは、非常に珍しいのでどんな業者に頼めば良いか悩みますよね。どのような状況のときに特殊な清掃を頼めば良いのかも併せて知っておくと、いざという時に慌てずに済みますよ。
今回は特殊清掃業者の選び方や、一緒に依頼したほうがいいサービスを紹介します。
目次
そもそも特殊な清掃作業が必要な時って?自分で行うのはダメ?
特殊な清掃が必要になった時、茨城県では特殊清掃業者への依頼が必要になります。
では、そもそも特殊な清掃が必要な状態とはどんな状態なのでしょうか?どうして普通に掃除をしてはいけないのでしょうか?
自殺・事件・孤独死があった部屋は特殊清掃が必要
特殊清掃が必要な部屋といえば自殺・事件事故・孤独死があった部屋が一般的です。これらの部屋を普通に掃除してはいけない理由として、以下の3つがあります。
- 臭い・汚れが通常の掃除法では落ちない
- 害虫発生の可能性がある
- 血液・体液や害虫からの感染症のおそれがある
非常にリスクが高いため、専門の業者以外が清掃をするのは困難です。何より、精神的にもかなりダメージを受けます。
なので、自分たちだけで原状復帰を試みようとせず、まずは特殊清掃業者への依頼を検討してください。
ゴミ屋敷にも必要!?
事件事故等が発生していない部屋でも、特殊清掃業者への依頼が必要になる場合があります。それはゴミ屋敷です。
部屋や家いっぱいに長年ゴミ袋が溜まっていたりした部屋では、害虫が湧いていたり腐敗臭が染み付いていることがあります。
床や壁に染み込んだ汚れも、通常の清掃では落とすことができません。そういった部屋の原状復帰にも、特殊清掃が必要になるのです。
【参考:「一般社団法人全国特殊清掃協会「 一般社団法人 全国特殊清掃協会|様々な社会問題」】
特殊な清掃を依頼したい!茨城県での特殊清掃業者の選び方
では、実際に特殊な清掃を茨城県で依頼したいとき、どのような業者を選んだら良いのでしょうか?今回は特殊清掃業者を選ぶ時に見ておきたい点を、2つに分けて紹介します。
実績がわかりやすい
特殊清掃業者を探す際はホームページを見る人が多いと思います。その際にまず、しっかり実績を見ましょう。
今までにどんな実績があるのかを見ることで、様々な状況でもしっかりと最後まで対応してくれる業者かどうか見極めることができます。
実績が少ない、または全く掲示していない業者は、安さや完全消臭を掲げていても信用できません。
アフターサービスまであるかどうか
特殊清掃において重要なのが、終わったあとの臭いです。終わった直後は臭いがないと思っても、何日か経つと臭い戻りや虫の再発生が起こる場合があります。
臭いや虫の再発生は夏場によくあることです。中には想定済みの業者もいますので、見積もりをする際にアフターサービスまで対応してもらえる業者かどうかも確認するといいでしょう。
相談した際にアフターサービスについても丁寧に返答してくれる業者であれば信用できます。
もし悪質業者に依頼してしまったら…
では、実績もあまり見られずアフターサービスについても言及のない、悪質な業者に依頼するとどうなるのでしょうか?
特殊清掃は緊急性が高いので、悪質な業者は足元を見て契約を急かし、高額な料金を請求してきます。その上、軽く掃除をして薬剤を撒いただけで「消臭できました」と言って終わらせてしまうのです。
特殊清掃は簡単ではなく、専門的な知識や道具が必要な作業です。実績があり、親身になって解決にあたってくれる業者を選びたいですね。
特殊な清掃を茨城県で行う際一緒に依頼すべきサービス3つ
特殊な清掃を茨城県で行う際、一緒に依頼しておきたいサービスがあります。
特殊清掃は、基本的に遺族が依頼します。そのため、原状復帰だけではないさまざまな問題が発生します。ここでは特殊清掃と一緒に依頼すべきサービスを3つ紹介します。
遺品整理業者に頼む
特殊清掃では遺品整理も発生することが予想されます。もしも手元に残しておけるものやリサイクルできるものがあっても、特殊清掃業者だけでは処分までが限界です。
そのため、並行して遺品整理業者に依頼することをおすすめします。特殊清掃と遺品整理の両方ができる業者を選ぶと見積もりや精算などが一度で済みます。
弊社では特殊清掃のほかに遺品整理や不用品回収のサービスも行っているため、並行して依頼していただくことができます。
ハウスクリーニングを頼む
特殊清掃は部屋を原状復帰させるところまでを目的としています。しかし、そこに人が住むにはもう少し快適な状態まで回復させなければいけません。
そのため、ハウスクリーニング業者にも依頼するといいでしょう。一軒家であれば庭の手入れなどもできるので、特殊清掃では手の届かない部分まで住宅を元通りにさせてくれます。
遺品供養を頼む
故人が亡くなられた部屋にあったものを、そのまま不用品として処分するのは気が引ける…という場合には、遺品供養を行いましょう。
自分たちだけでお焚き上げというのも難しいです。業者に依頼すると合同のお焚き上げで供養をしてもらえるので、故人を偲ぶ機会にもなります。
まとめ
いざ特殊清掃が必要になると時間や精神的に切迫しがちです。時間が経つと状況が悪くなっていきます。そんな時だからこそ、信頼できる業者を見つけて依頼したいですね。
費用がかかるからと言って、自分たちだけで掃除をしてはいけません。特殊清掃には専門知識が必要なだけではなく、感染症などのリスクがあります。特殊な清掃が茨城県で必要になったら、必ず専門の業者に依頼するようにしましょう。
また、状況によっては遺品整理などのサービスも並行して検討しましょう。弊社では遺品整理や不用品回収についても承っているので、お気軽にご相談ください。